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HubSpot料金プランを徹底解説:費用対効果を最大化

投稿日
2025.8.14
更新日
2025.8.14
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「HubSpot 料金」や「HubSpot 費用」で検索する際、多くの方は無料プランから有料プラン(Starter / Professional / Enterprise)までの違いや費用感、そしてマーケティング投資 効果の見極め方を知りたいと考えているのではないでしょうか。本記事では、HubSpotが提供する各プランの料金体系と特徴を整理し、自社に合った最適なプラン選択のポイントや費用対効果の考え方をご紹介します。

本記事以外にもHubSpotの特徴をまとめたブログを更新しています。ご一読ください。



HubSpotの料金プラン概要

HubSpotの料金プランは、大きく分けて無料プラン、そして有料のStarter / Professional / Enterpriseの4種類に分類されます。各プランでは使える機能や制限が異なるため、導入目的や企業規模に合わせた選択が重要です。

無料プラン

  • 特徴
    • HubSpot CRMを中心とした基本機能を無料で利用可能
    • Eメール配信やフォーム作成など、一部マーケティング・営業機能も試せる
  • 向いている企業
    • 導入テストとしてHubSpotの操作感を確認したい
    • 小規模チームや個人事業主が手軽に顧客管理ツールを導入したい

Starterプラン

  • 料金目安月額数千円台から利用可能(契約形態により変動)
  • 追加機能
    • ランディングページのテンプレート拡張
    • Eメールやチャット機能の制限緩和
  • 向いている企業
    • 本格的にリード獲得を強化したい中小企業
    • 無料プランでは物足りないが、大規模な機能は不要な段階

Professionalプラン

  • 料金目安月額数万円台が中心(契約期間やユーザー数で変動)
  • 追加機能
    • マーケティングオートメーション(ワークフロー)の本格利用
    • 高度なレポート作成やA/Bテストが可能
  • 向いている企業
    • アクティブなリード育成を行い、営業チームとの連携を強化したい中~大規模企業
    • セールスパイプラインの可視化や高度な分析を求めるチーム

Enterpriseプラン

  • 料金目安月額数十万円以上となるケースが多い
  • 追加機能
    • カスタムオブジェクトの作成や大規模運用向けの管理機能
    • 専用サポートやプライオリティ対応
  • 向いている企業
    • 膨大な顧客データを扱い、複雑なワークフローが求められる大企業
    • グローバル展開やマルチチーム運用を想定している場合
(MarketingHub)料金表
(HubSpot公式ページより引用) https://www.hubspot.jp/pricing/marketing/starter?term=annual


プランごとの料金体系と機能の詳細

HubSpotの有料プランは月額契約が基本ですが、一部の機能追加やコンタクト数の増加に応じて追加料金が発生する場合があります。また、年間契約や複数Hub(Marketing Hub、Sales Hub、Service Hubなど)を組み合わせると、バンドル割引が適用されるケースもあります。

  • コンタクト数の増加:Eメール配信やマーケティングオートメーションで扱うコンタクト数に応じて費用が上がる。
  • ユーザー数の増加:Enterpriseプランでは、ユーザー数の上限が増え、チームごとの管理権限を細かく設定可能。


自社に合ったプラン選びのポイント

1. 目指すゴールと導入段階を明確化

  • 無料プラン・Starterプラン試験的に導入し、基本的な機能を試しながら運用の土台を固めたい場合に向く。
  • Professionalプラン本格的なマーケティング施策やインサイドセールスを回し、レポート分析やワークフローの自動化に力を入れたい場合に最適。
  • Enterpriseプラン大人数や複数拠点で運用し、さらに高レベルなカスタマイズやセキュリティを必要とする場合を想定。

2. マーケティング投資 効果を考慮

ツールの利用費用だけでなく、運用リソースやトレーニングコストも含めて総合的に計算し、導入によるROI(投資対効果)も検証しましょう。

  • 短期的な効果:リード獲得数の増加や営業効率化
  • 長期的な効果:顧客生涯価値(LTV)の向上やブランド認知度アップ

3. 社内担当者のスキルセット

HubSpotは操作性に優れていますが、自動化ワークフローの設計や分析レポートの作成など、ある程度のマーケティング知識やシステム理解が求められます。自社メンバーのスキルやモチベーションを把握し、必要に応じて研修やコンサルティングサービスを検討することがスムーズな運用のカギです。

HubSpotの成功事例もこちらの記事で紹介しています。ぜひ参考にしてください。



費用対効果を高めるための運用ポイント

  1. 段階的に機能を拡張するいきなりEnterpriseプランに飛び込むのではなく、まずはStarterやProfessionalで実績を積み、必要に応じてアップグレードする方法がおすすめです。
  2. 運用体制の最適化マーケティング担当者と営業担当者、カスタマーサクセス担当者が情報を共有しやすいよう、HubSpot CRMを中心にデータを一元化し、定期的に成果指標のレビュー会議を行いましょう。
  3. 定期的なアップデート情報のチェックHubSpotは常に機能改善や新機能の追加を行っているため、最新バージョンを活用することでより高いROIを期待できます。

まとめ

HubSpotのStarter / Professional / Enterprise各プランには、企業規模や目標に応じた機能が揃っており、HubSpot 料金の考え方は「単なるツール費用」にとどまりません。マーケティング投資 効果を最大化するためには、導入時のプラン選択や運用体制づくり、そして継続的なデータ分析と改善が重要です。

特に、自社の課題を明確化し、必要な機能を見極めて段階的にアップグレードすることで、HubSpot 費用を最小限に抑えつつ最大限の効果を得ることができるでしょう。今後のビジネス拡大を見据え、最適なプランを選び、チーム全体で使いこなすことで、マーケティング投資のリターンを大きく伸ばしていってください。

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著者情報

上久保晶幸

Akiyuki Kamikubo

上久保 晶幸

株式会社PromotionInHouse CMO 兼 アカウントディレクター

株式会社PromotionInHouseにてWebマーケティングのインハウス化支援事業を展開。マーケティング全般、広告運用(ウェブ/アプリ)、CRM/MAツールのプロフェッショナル。