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公開後こそ本番!Webサイト運用・更新の必須ポイント

投稿日
2025.5.26
更新日
2025.5.26
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Webサイトは公開して終わりではありません。むしろ、公開後の運用や更新の質が重要です。訪問者の満足度やビジネスの成果を左右するといっても過言ではありません。本記事では、Webサイトの制作と運用のポイントを整理し、定期的なコンテンツ更新やセキュリティアップデート、アクセス解析の活用によるPDCAサイクルなどの重要性を解説します。さらに、更新代行や保守サービスを検討する場合のメリット・デメリットもあわせて紹介します。

Webサイトの運用が重要な理由

アクセス数とリピーターの増加

サイトを公開しただけでは、多くのユーザーに見てもらうことはできません。
継続的な情報発信や定期更新があるサイトは、検索エンジンの評価も高まります。
ユーザーに新しい情報を得られる場所としてリピート訪問を促すことができます。更新と新着記事でアクセス増

信頼性・ブランドイメージの向上

最新情報が常に反映されているサイトは信頼性ブランドイメージを高めます。
逆に更新が滞っているサイトは活動が停滞しているような印象を与えかねません。

コンテンツ更新とセキュリティアップデート

定期的なコンテンツ更新

Webサイトのコンテンツを定期的に更新すると検索エンジンが「活動的なサイトである」と判断し、検索順位が上がり易くなります。
ブログ記事や製品情報の追加等、Webサイト更新代行を利用する方法も有効です。

  • ブログ更新:新製品やサービスの紹介、業界ニュースの発信
  • キャンペーン情報:季節限定の商品やセール情報をタイムリーに掲載

セキュリティアップデートの重要性

サイト運営には、CMSやプラグインなどを利用することが多いです。
しかしながらこれらのツールには常に脆弱性リスクが存在します。
バージョンアップやパッチ(不具合修正プログラム)をチェックしましょう。
最悪の場合、外部からの不正アクセスやウイルス感染につながってしまいます。

  • WordPress更新:定期的に最新版へアップデートし、知られている脆弱性を排除
  • プラグイン管理:使用していないプラグインは削除し、セキュリティホールを最小化

アクセス解析とPDCAサイクル

まずはツールで現状を把握

アクセス解析は、GoogleアナリティクスやSearch Consoleなどのツールを使って実施します。
サイトに訪れたユーザー数や閲覧されたページ、流入経路などが分析できます。
解析結果をもとにPDCAサイクル(Plan→Do→Check→Act)を回し、サイトの改善につなげることが重要です。

  • 直帰率(トップページのみ見て離脱する割合)が高い場合:デザインやコンテンツを見直し、ユーザーの興味を引く施策を検討
  • セッション数(サイト内でのユーザー行動回数)が少ない場合:内部リンクを追加し、回遊を促進

PDCAサイクルを意識することで、運用の方針や更新頻度、コンテンツの改善点を具体的に把握できます。

より詳細な解析手法や改善方法は、「SEOを考慮したWebサイト制作」などの関連トピックも合わせて確認すると理解が深まります。

更新代行や保守サービスのメリット・デメリット

更新代行のメリット

自社でリソースが十分ではない場合や、スタッフが専門知識を持たない場合、Webサイト更新代行を依頼することも有効です。
デザインや記事執筆、画像編集などをまとめてお願いできるため、作業負荷を大幅に軽減できます。

保守サービスの価値

「Webサイト保守サービス」は、サーバーの監視やセキュリティ対策、障害発生時の復旧対応を行ってくれるサービスです。予算に余裕があるなら定期的なメンテナンスはプロに任せることで、運営者はビジネスに集中することができます。

デメリット:コストとコミュニケーション

一方、外部に依頼するとコストがかかるほか、コミュニケーションをしっかり取らないと意図せぬ更新が発生するリスクがあります。依頼前には更新のタイミングやチェック体制を明確にしましょう。双方が納得する運用体制を構築することが大切です。

運用・更新を成功させるためのポイント

  1. 目的とゴールを明確に
    売上アップ、問い合わせ増加、採用ページの強化など、サイトを更新する目的を設定
  2. 定期スケジュールの設定
    ブログ記事を週1回更新、月1回のメンテナンスなど、更新頻度を具体的に決める
  3. アクセス解析によるPDCA
    アナリティクスデータをもとに改善策を検討し、次の施策に反映
  4. 外部サービスの活用
    更新代行や保守サービスを活用し、自社スタッフの工数を削減

 

まとめ

Webサイト制作運用の成否は、公開後の継続的な更新作業やセキュリティ対策、そしてアクセス解析を活用したPDCAサイクルにかかっています。コンテンツ更新を怠ればユーザーや検索エンジンから評価されにくくなり、セキュリティを疎かにすればトラブルに見舞われるリスクが高まります。一方で、更新代行やWebサイトの保守 サービスを活用することで、専門家の知見を得ながら効率的に運用する方法も選択可能です。

  • 定期的な情報発信やサイトの更新で新鮮さと信頼感を維持
  • セキュリティアップデートやバックアップでリスク回避
  • アクセス解析を使った「アクセス解析 PDCA」で継続的に改善
  • 外部サービスを賢く使い、コストと品質のバランスを最適化

運用・更新は長期的な視点で取り組むことが重要です。
Webサイトをビジネスの頼もしいパートナーへと成長させましょう。さらに詳しい制作工程や運用ノウハウを知りたい方は、「Webサイト制作の流れ・工程」などの関連トピックをあわせてご覧ください。 継続的な更新と分析で、Webサイトの可能性を最大限に引き出しましょう。

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著者情報

上久保晶幸

Akiyuki Kamikubo

上久保 晶幸

株式会社PromotionInHouse CMO 兼 アカウントディレクター

株式会社PromotionInHouseにてWebマーケティングのインハウス化支援事業を展開。マーケティング全般、広告運用(ウェブ/アプリ)、CRM/MAツールのプロフェッショナル。