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WordPressで作るサイト!CMS導入と制作ポイント

投稿日
2025.4.24
更新日
2025.4.25
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WordPressをはじめとするCMS(コンテンツ管理システム)は、企業や個人を問わず幅広く採用されています。多様な機能と運用のしやすさがその理由です。こちらは「Webサイト 制作 WordPress」Webサイト 制作 CMS」を検討している方向けの記事です。CMS導入のメリットやデメリットについて。さらにはテーマやプラグイン選定、セキュリティ対策を解説します。最後はオリジナルテーマ制作やSEO最適化のポイントも解説します。

CMS導入のメリット・デメリット

メリット:運用効率と拡張性

CMSを導入する最大のメリットは、運用効率拡張性です。管理画面からテキストや画像、ページ構成を直接編集でき更新が簡単です。専門知識を持たない人でもスムーズに作業が進みます。プラグインを利用すれば、問い合わせフォームやSNS連携も簡単に追加できます。

・運用コスト削減:外部業者に毎回更新を依頼しなくて済む

・機能拡張の容易さ:SEOプラグインや会員管理システムなど。多彩な追加機能を低コストで導入

デメリット:定期メンテナンスの必要

一方で、CMSは定期的なメンテナンスやアップデートが欠かせません。更新を怠るとセキュリティリスクが高まります。それによって不正アクセスや情報漏えいの恐れも発生します。特にWordPressは世界中で利用されているため、攻撃対象になりやすいです。

・サーバーへの負荷:プラグインの入れすぎやテーマの構成によっては表示速度が低下

・バージョン管理:WordPress本体やプラグインを最新バージョンに保ち、WordPress セキュリティを常に意識する必要


WordPressを中心にしたCMS導入の流れ

テーマ選び:ブランドイメージと機能を両立

WordPressは数えきれないほど多くの無料・有料テーマが存在します。デザイン性を重視する場合は有料テーマがおすすめですが、無料テーマでも十分に高品質なものも増えています。

・デザイン性:企業のブランドイメージやターゲットに合ったレイアウト・配色か

・機能性:カスタマイズの自由度や、レスポンシブ対応の有無など

上記のようにテーマを比較できるチェックリストを表形式でまとめると、最適なテーマを見つけやすくなります。

プラグイン選定:必要最小限に絞る

プラグインを追加することで、セキュリティ強化やSEO対策、フォーム機能などを簡単に実装できます。しかし、入れすぎるとサイトが重くなったり、互いのプラグイン同士が競合するリスクも。必要最小限に抑えることを心がけましょう。

・セキュリティ系:Wordfence、All In One WP Securityなど

・SEO系:Yoast SEO、All in One SEO Packなど

・フォーム系:Contact Form 7、WPFormsなど

セキュリティ対策:定期更新とバックアップ

WordPressは世界的に利用者が多い分、ハッキングの対象になるケースも多々あります。セキュリティを確保するには、以下のポイントを徹底しましょう。

  1. バージョンアップを怠らない:WordPress本体・プラグイン・テーマの更新をこまめに行う
  2. 不要プラグインの削除:使用していないプラグインはすぐに削除
  3. 定期的なバックアップ:万が一のトラブルに備え、データやファイルを定期的にバックアップ

オリジナルテーマの作り方とカスタマイズ

オリジナルテーマのメリット

WordPressテーマをフルスクラッチで制作すると、デザインや機能を完全に自由に設計できるため、ブランド力を高める上でも大きな効果があります。市販テーマでは実現しにくいレイアウトや細かなギミックも、自社や自身のイメージに合わせて作り込むことが可能です。

・唯一無二のデザイン:競合との差別化を図りやすい

・コードの最適化:不要な機能が含まれず、ページ速度の改善につながる

WordPressカスタマイズのポイント

・WordPressのカスタマイズには、PHPやHTML/CSS/JavaScriptの基礎知識が求められます。テーマの構成ファイル(header.php、footer.php、functions.phpなど)を理解し、管理画面で設定できない部分を直接修正・追加していきます。

・functions.php:独自の機能やカスタム投稿タイプを実装

・子テーマの活用:親テーマをベースにカスタマイズを行う。アップデート時の破損を回避


SEO最適化の基本

さて、WordPress自体がSEOに強いとはいえ、適切な設定は必須です。効果を最大化するには以下の施策から始めましょう。

1.パーマリンク設定:投稿名やカテゴリ名を含むURL構造にする

2.メタ情報の最適化:SEOプラグインでタイトルタグやメタディスクリプションを整備

3.内部リンクの強化:関連コンテンツへの誘導を意識し、ユーザーの回遊を促進させます。例えば、この記事であれば関連するWebサイト制作の流れ・工程」や「Webサイト制作における運用・更新のポイント」などのサブトピック記事に回遊させるような施策です。

WordPressだけでなく全体のサイト構成や運用方針を理解することで、SEO効果をさらに高めることができるでしょう。


まとめ

WordPressをはじめとするCMSの導入は、Webサイトの拡張性と運用効率を大きく向上させる強力な手段です。ただし、常にアップデートやセキュリティ対策を意識し、テーマ・プラグイン選びからオリジナルテーマ制作に至るまで、プロジェクトの目的やブランドイメージを軸に一貫した方針で進めることが大切です。

・CMSを導入するメリット・デメリットを理解したうえで最適解を選ぶ

・テーマやプラグイン選定、セキュリティ管理を慎重に行う。

・カスタマイズで独自性を打ち出す

・SEOを意識した運用やバックアップなど、公開後も継続的に管理する

これらを実行すれば、CMSの恩恵を最大限に活かしWebサイトを構築できます。自社サイトにCMSを導入する際のポイントとして参考にしてください!

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著者情報

別府 大樹

Daiki Beppu

別府 大樹

                                       

株式会社PromotionInHouse 代表取締役CEO

新卒で三菱UFJ信託銀行入社。その後、外資系アドテクノロジー企業3社にて約10年勤務。デジタル広告の営業と運用業務、広告主サイドとメディアサイドにて幅広く従事。外資で働く傍ら、2017年、システム受託開発を提供するreservele株式会社を創業。その後、2024年、デジタルマーケティングの民主化を目的とし、株式会社PromotionInHouseを創業。