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ご利用者様の声 – 株式会社フィナンシャル・エージェンシー様

投稿日
2024.11.11
更新日
2024.12.16
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達成できたこと

自社メンバーの知見が広がったり
スキルアップにつながる「仲間」が増え
独学の広告運用から
幅広いマーケティング活動が可能になりました。

株式会社フィナンシャル・エージェンシー様

目的と課題と効果

[ 目的 ]
・社内で積み上げてきた知識やスキルのアップデート
・プロパー社員へのコンサル的教育

[ 課題 ]
・自社内で業務が完結していたため、鮮度の高い情報が入ってこなかった
・限定的な知見しか持ち合わせておらず、見よう見まねで業務を行っていた
・独学で業務を行っていたため、自分たちのやり方が合っているのかがわからなかった

[ 効果 ]
・他業界の生きた情報や動向を把握できるようになった
・プロパー社員の知識やスキルをアップデートできた

 

インタビュー

保険代理店業を主な事業としており、複数の保険会社の商品を扱う株式会社フィナンシャル・エージェンシー。
広告の運用方法やクリエイティブ制作を自社内で完結させていましたが、他社の知見や他業界との接点がなく、これ以上の成長が見込めないという不安を持っていました。さまざまな情報を取り入れたいと考えていたものの、広告運用に精通した人材を見つけられずにいたため、課題解消のためにプロモーションインハウスを採用いただきました。

課題解決のために、経験のあるフリーランスを採用した経緯について、株式会社フィナンシャル・エージェンシーに、外部人材登用を支援したプロモーションインハウスの別府がお話しを伺いました。

 

-プロモーションインハウス利用前に感じていた課題について教えてください。

弊社では、広告運用やクリエイティブ制作を自社内で行っております。プロパー社員が独学でその技術を身に付けて、運用を行っている状況でした。
基本的に保険営業の会社なので、IT畑の人間はいない会社です。営業上がりの人間を集めて、各々独学で広告の運用方法やクリエイティブ制作、ランディングページ・フロントエンドのコーディングなどを学んでいったという状況がありました。社内で知識を積み上げ、その知識を後任に引き継いでいく形だったため、「これでいいのかな?」という疑問が常にあったんです。

あくまで独学のため、社外からの情報がないうえ、広告代理店やWeb関係の制作会社と接点がない状況なので、見よう見まねでやっていました。要は、情報が入ってこないため、自分達のやり方が合ってるのか、もっといい方法があるのかないのかがわからなかったのです。

-今まではどのように広告運用やクリエイティブ制作をされていたのでしょうか。

基本的に取引のある会社様は保険会社様がメインなので、IT系の会社や広告代理店などの人脈がないために情報が入ってきづらく、広告代理店やWeb関係の制作会社と接点もありませんでした。そのため、インターネットで調べたり、外部セミナーに参加したりしていました。

-なぜ新しい人材が必要になったのでしょうか?
また、新しく人材をアサインする場合、広告代理店を利用する、外部の人間をアサインする、社内の人間をアサインする、などの選択肢があると思うのですが、その中でなぜ外部の人間をアサインする「PIH」をお選びいただいたのでしょうか?新しい人材を正社員として雇用するのではなく、PIHを選んだ理由もお聞きしたいです。

広告運用の予算が増えてきたため、広告代理店を探し始めたことがきっかけです。もともと中途採用を活発に行っていない弊社では、社内の人間をアサインするのは難しく、また、外部の人間をアサインする選択肢も頭にありませんでした。ただ、複数の広告代理店と話す中で、我々が重要視したいコスト面と現在運用中の人材を教育してくれるという2点において、条件を満たす広告代理店がなかなか見つかりませんでした。

例えばコスト面の話でいうと、代理店にお願いした場合、一般的に通常広告予算の20%をフィーとして請求されます。月々の広告予算が100万円だと仮定した場合、そのうちの20%である20万円が代理店のフィー(外注費)として広告予算に加算されるということです。今後、広告予算を増やしていく予定の弊社の場合、外注費が広告予算により変動するというのは、難しい選択でした。条件を満たす広告代理店探しに難航していたところ、知人の紹介でプロモーションインハウスを紹介いただきました。プロモーションインハウスでは、人件費という形で費用を固定で抑えられるということで、予算の目処をつけやすいことをメリットだと感じ、採用に至りました。

-どういった人材を探していたのでしょうか?

一言で言うと、広告運用に精通した人材です。弊部署では、保険の営業マンたちに渡すリードジェネレーション(見込み顧客の獲得活動)のマーケティングをしております。主に検索広告やSNS広告で見込み顧客を獲得していったり、金融系の企業様のマーケティング広告運用やクリエイティブ制作周りの受託などを行ったりしています。
広告運用やクリエイティブ制作のスキルがあり、当社の人員にコンサルティングやアドバイスができる人を探していました。

社員にコンサルができるということは、相応のコミュニケーション能力も必要ですし、過去の経歴でも多彩な経験をしているところは見ていました。かつ、可能な限り金融や保険など、自社の業界に少しでも携わったことがあるかどうかも見ていましたね。

-どういったことが決め手で今回プロモーションインハウスの人材を選んでいただいたのでしょうか。

当社のニーズとマッチした部分があったからです。当社はメインがMetaのプラットフォームやGoogleなのですが、スキルシートや面談を通して、力を入れたかったGoogleのリスティング広告に関してスキルレベルの高さが伺えましたし、これから展開していきたい広告のプラットフォームについても幅広く精通していることがわかりました。
また、参画いただいた方のお人柄が非常によく、すぐに「信頼できる」との確信がありました。プロモーションインハウスのご担当者様には親身にご対応いただき、その点も要因になったかと思います。
ニーズがマッチしたというところで言えば、弊社では即戦力を必要としていました。ほかにも、社内のプロパー社員に対してアドバイス、いわゆるコンサル的なことができる人間が必要でした。先ほどお話ししたように、弊社はプロパー社員だけで構成されているため、社外の情報や経験のなさがコンプレックスだったので、外部の人間の情報が必要だったのです。

-新しい人材を採用する際、例えば正社員として雇用する選択肢もあったと思いますが、実際そういった選択肢はあったのでしょうか?

普通の企業様でいうと、正社員を採用する選択肢もあったかと思います。ただ、先述したように弊社は積極的に中途採用を行っておらず、新卒の方を大量に採用する形のため、その選択肢はありませんでした。
また、弊社では業務をオンサイトでやっていただく必要性もそこまで感じておりません。遠隔でも成り立つ業務なので、そういう点を加味してフリーランスの方を採用いたしました。

-利用前、弊社と似たようなサービスとの比較をしましたか?

比較はしていません。弊社では他部署でSESのフリーランスの方を採用していますが、スキル見合いやお人柄の良さなども加味して、プロモーションインハウス様を選ばせていただきました。

-大体どのぐらいの期間で数字に表れたのでしょうか?

完全に感覚値ですが、3ヶ月ほど時間がかかったような気がします。そもそも広告運用というもの自体が、特性としておおむね3ヶ月ぐらいの期間で成果に変わっていくものだと思うので、個人的には「早いな」と感じております。
弊社のメンバーは貪欲に知識を吸収していったうえ、参画いただいたフリーランスの方が積極的に情報提供をしてくれたのも要因だと思います。コミュニケーションを取りながら前向きに取り組んでくれたところが大きいと感じております。

-具体的に、どういったコミュニケーションが行われていたのでしょうか?

いい意味で、「ノウハウを盗んでやろう」ぐらいの貪欲なスタンスで弊社のメンバーはコミュニケーションを取っていました(笑)
疑問点があれば逐一質問を入れていましたね。

 

 

-利用開始後、具体的にどういう効果がありましたか?

プロパー社員の知識やスキルが上がりました。メンバーの底力が上がったと、日々感じております。また、チームとしても使える広告媒体が増えました。
例えば、フリーランスの方が入ってきてから始まった、ある広告があります。その広告を出そうとしたときに、そのフリーランスの方がいなければ、我々が独自で調べて行動する流れになりますよね。ただ、参画いただいた方がすでに経験がおありだったので、すぐにスタートできたということもありました。我々が調べたり試行錯誤したりすることでかかるリソースを削減でき、いわゆるコストカットにも繋がっていると感じております。

-プロモーションインハウスを利用することで、個人的に、一番良かったと思う部分はどこでしょうか?

個人的に良かったと感じている点は3つあります。一つ目は、自分の業界だけでなく、ほかの業界におけるデジタルマーケティングのトレンドや手法が見える点です。例えば、ChatGPT等のAI活用やセールスプロモーション広告など、最新のデジタルマーケティングについての知見を得られました。
二つ目は、デジタル広告運用のノウハウを吸収できるという点です。これまでセミナーに参加をしたり、検索をしたり、見よう見まねで広告運用をしてきていましたので、生の情報をプロフェッショナルな人材から吸収できるのは非常にありがたく、また我々が経験のない他業界の情報など、視野の広いところから意見やアドバイスを授けてくれたというのは、非常に社内人材のスキルアップに繋がっていると感じています。
最後に、弊社へ参画いただいたフリーランスの方は、クライアント対応の経験もあり、アドバイスをくれています。広告運用をしていると、どうしてもうまくいかない時期や数字的に報告が難しい時期などがあるのですが、報告の仕方や見せ方などのアドバイスをいただきました。どれも、我々の求めていた社内人材の育成という部分に繋がっています。フリーランスの方のそう言った知識と経験が部署内の人間に与える影響は非常に大きく、私個人もその影響の大きさにびっくりしています。

 

 

 

-業務をやられている中で、フリーランスの方とチームメンバーがうまくやれるかどうか、懸念はあったのでしょうか?

採用前に面談でコミュニケーション能力などを確認できたので、大きな不安はありませんでした。業務をやっていく中で教えていただいたり、定例ミーティングや打ち合わせ時に仕事以外のことを話したり、雑談を通してお互いを理解していったような気がします。また、ある程度自分でスキルを学べるポテンシャルを持つ人材がそろっていたので、派遣されてきた人材が持つ情報や知識がスムーズに浸透したと思います。

-オンラインでの連携に支障はありませんでしたか?

フルリモートでも問題のない作業内容のため、支障は感じていません。オフラインのほうが密にコミュニケーションを取ったり情報の行き違いがなかったりなどのメリットはありますが、オンラインにすることで費用や単価を抑えることのメリットも感じています。
-これから、ほかの業務領域でも外部のフリーランスをアサインすることはお考えですか?
はい。今回、フリーランスの方をアサインしたことで、非常に業務効率や知識の底上げが叶ったので、スキルを保有している方に関しては、フリーランスへの業務委託という形でアサインしていこうという結論に、私個人としても、社としてもなりつつありますね。
Web周りのスキルを自社で育成して育て上げるとなると、時間もかかるうえ即戦力にもなりません。弊社はベースが営業会社なので、即戦力かつ、ほかの業界の知識もある方たちを積極的にアサインさせていただき、チームを構成していこうと考えています。

-御社にとって、『プロモーションインハウス』を一言で言うとどのようなサービスでしょうか?

「仲間が増えた」という印象です。弊社が委託発注してフリーランスの方が仕事を請け負ってくれているという感覚よりは、単にチームメンバーが増えた感覚です。それぐらい仲間としてコミュニケーションを取れていると思います。

 

 

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著者情報

別府 大樹

Daiki Beppu

別府 大樹

                                       

株式会社PromotionInHouse 代表取締役CEO

新卒で三菱UFJ信託銀行入社。その後、外資系アドテクノロジー企業3社にて約10年勤務。デジタル広告の営業と運用業務、広告主サイドとメディアサイドにて幅広く従事。外資で働く傍ら、2017年、システム受託開発を提供するreservele株式会社を創業。その後、2024年、デジタルマーケティングの民主化を目的とし、株式会社PromotionInHouseを創業。

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